玄関ドアのリフォーム
住まいの顔となる玄関は、第一印象を決める大きなポイントです。外観全体のイメージと統一を図りながら、個性を表現するドアを選びたいものです。和風住宅なら伝統工芸的な引き戸、モダンな洋風住宅ならデザイン性に富んだ金属製ドアといった具合に、ドアの材質・デザイン・カラーを選びましょう。
玄関ドアには片開き・親子・両扉・引き戸の4タイプがあり、材質は主に金属製と木製の2種類に分けられます。金属ドアは耐久性・耐候性に優れた「アルミ形材」や、ビルのドアなどにも使用される堅牢な「コート鋼鈑」、腐食に強く光沢感の有無が選べる「ステンレス」などがあります。
一方、乾燥処理と表面にウレタン塗装が施されているため耐水性・耐摩擦性に優れている木製ドアは、無垢材が主流となっています。また、玄関が北側にあって薄暗い場合には、ガラス入りタイプを選んで光を取り入れることもひとつの方法でしょう。
屋根リフォーム
屋根を葺き替える際、現在の屋根材から違うものに替えたいと思うこともあるでしょう。しかし、屋根勾配によっては、違う屋根材に変更できない場合があります。
屋根の勾配は「○寸勾配」で表します。これは3角形の屋根の底辺に対して、頂点までの高さの比率を寸で表したものです。たとえば、4寸勾配は底辺が10のときに高さが4になります。屋根材ごとの最低必要勾配は、金属葺きで1寸勾配以上、スレート葺きで3寸勾配以上、瓦葺きで4寸勾配以上が必要です。
屋根材ごとに必要な勾配が異なるのは、それぞれに吸水率が違うからです。瓦の吸水率は20%、化粧スレートは9%、トタンなら0%です。
瓦は他の屋根材よりも雨水を多く吸収するので、勾配を大きく設計しなければ雨が流れません。もし、2寸勾配などの緩い勾配にすると、瓦と瓦の間から雨が吹き込んでしまいます。つまり、既存の屋根が金属やスレートなら瓦に葺き替えられない可能性もあるというわけです。